知ってお得!雇用契約書の見方・書き方

2016.08.25 update
  • メールで送る
アルバイトが決まり、実際に働くことになると自分が働くお店や会社から「雇用契約書」または「労働条件通知書」をもらいます。この書類は自分が働く条件について書かれているものです。条件がいい!と思って応募したアルバイトの内容と違いがないように、契約書のどこを見るべきかお教えします。
雇用契約書の画像

雇用契約書の提出前にチェックしたいポイント

雇用契約書や労働条件通知書に書いてある内容について、チェックすべきポイントを覚えましょう。一つでも自分が思っていることと違っていたり、よくわからないと思った場合は、契約書の内容に問題がありませんとサインして出す前に働く予定のお店や会社に確認しましょう。
勤務期間、就業場所について
雇用開始日や勤務期間、期間の定めの有無(※1)、就業場所について確認しましょう。

勤務時間、休憩時間、休日休暇について
勤務時間は少し計算が必要です。留学生は、学校の授業があるときは一週間に28時間を越えて働くことができません。(※2)まずは勤務時間が週28時間以内であるか、計算します。
夏休みや冬休みのように学校が決めているお休み期間中は1日8時間以下であれば、働くことができます。しかし、週40時間を超えることはできません(※3)ので、注意が必要です。

休憩時間は、1日6時間以上働く場合は必ず45分以上(※4)もらえます。短い休憩時間になっていないかを見ます。
例)10:00~17:00 のシフトなら、最低45分の休憩時間がある。

休日休暇には、年末年始のように日付を表示せず、休日期間を名称で書いてある場合もあります。あなたが考えていた休日と違っていないかを見ます。

賃金について
基本賃金のほか、時間外割増賃金(※5)や、通勤手当についても確認しましょう。
時給金額と●時間以降100円時給アップのように時間や働く曜日によって多くもらえる金額、家から職場まで通うための交通費でもらえる金額が間違っていないかを見ます。

退職や弁済に関する事項について
自己都合で退職する場合の届け出期日や、解雇の事由、物品破損時の弁償等について確認しましょう。就業先によっては就業規則に定めている場合もありますので、合わせて確認しましょう。
ここには、お仕事を辞める場合はいつまで教えてください、お仕事で物を壊してしまった場合はお金をいくらを払うことになりますなどが書いています。不利益になることが書かれていないか、しっかり読んでください。

※1 期間の定めがある場合、日本では原則3年(一部5年)を超える期間について労働契約を締結することはできません(労働基準法 第二章 第十四条)
※2 入管法第十九条
※3 日本では休憩時間を除き、週40時間を超えて労働させることはできません(労働基準法 第四章 第三十二条)
※4 労働時間が6時間を超える場合においては少くとも45分、8時間を超える場合においては少くとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に確保されます(労働基準法 第三章 第三十四条)
※5 午後十時から午前五時までの時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の125%以上の賃金が支払われます(労働基準法 第四章 第三十七条)

まとめ

雇用契約書(または労働条件通知書)は、働く条件について書いてある契約書です。
特に以下の3つに注意して、確認しましょう。

■働く時間が決められた時間を越えていないか。
■働いてもらえるお金が間違っていないか。
■明らかにあなたに不利な条件が書いていないか。

すべての記載内容に納得した時点で署名、押印、提出するように気をつけましょう。

9 人が役に立ったと言っています。

この記事は参考になりましたか?

  • メールで送る

PAGE
TOP